大人の官能とエレガンス
『センシュアル』へと向かう成熟した女性の魅力

今日、ご紹介しますのは『ワイルド』タイプのキャラ立ちしたアラフィフ女性です。

「パーソナルアクション」では、官能性とエレガンスを同時に持ち合わせた

『センシュアル』タイプの大人の女性です。

酸いも甘いも知った上で、大人の女性としての最高峰の人生を歩み始めたお客様です。

『センシュアル』タイプについても、初めてご紹介させていただきます。

最後までじっくりとお読みいただけたら幸いです。

 

 

ひと月前にご主人が先に受講して下さっていました!

ボディラインの出る仏ブランドを愛用しています

 ちょうど50代を迎えようとする成熟世代のY様の第一印象は、シックなファッションに身を包んだ優雅なヨーロピアンの雰囲気___少しグレーがかった潤んだ瞳が印象的で、静かな語り口でしっとりとした雰囲気の女性でした。

 Y様は、2年ほど前からずっと私のブログをご愛読下さっていたそうです。コロナ禍で仕事のスタイルが変わり、悩んでいたご主人に、当サロンのコンサルティングを勧めて下さって、Y様にお会いする前の月に、先にご主人にお会いすることとなりました。

 Y様は、長年看護師のお仕事に従事されていましたが、現在は専業主婦で小さなお子様の育児をされています。カジュアルなファッションは全く好みではなく、公園に行く時も受講された日と変わりないようなエレガントなファッションにパンプスを着用。ボディラインの出る、フランスのブランドを愛用しているということでした。鮮やかな柄、華やかさのあるワンピースが好き、というY様。まさにお似合いになりますね。写真(左)はフランス発「FIFILLES PARIS」のワンピース

 若い頃に一度結婚しており、その後離婚。40代に入ってから現在のご主人と出会い、再婚することになります。一回り以上も年下のご主人との間に、思いがけなく授かった命・・・というのも非常にドラマティックなのですが、Y様の歩まれてきた半生も、『ワイルド』タイプに代表するようにドラマティックな道筋でした。

『ワイルド』タイプはドラマティックな人生が似合う人

「もっと伸びやかに闊達に振る舞っていい」と知り晴れやかな気持ちになりました!

Y様から非常に読み応えのある詳細なご感想をいただいております。そちらをご紹介しながら記事を書き進めていきます。以下、Y様のご感想をご紹介していきます。

 

◆診断を受けてから、ブログを読んで復習し、毎日その結果について考えています。日々、書きながら気付きがあるので、考えては修正と加筆をし、気持ちを整理していました。おそらく『ワイルド』と『グレース』はあるだろう、と想像していましたが、自己診断とは、やはり重みが全然違います。自信を持って「私はこの道を進んでいいのだ」と思えます。やはり、診断を受けてよかったと思いました。

 自分のこの決断は『グレース』によるものだった、これは『ワイルド』、と今までの人生を振り返って分析する作業はなかなか面白いです。人生の本筋では安定した選択をしているのに、時々、突拍子もない事をする自分が信用できない、と常々思っておりました。これも、『グレース』と『ワイルド』という要素で、簡単に説明がつくものでした。

 以前、職場の同僚たちから「血液型A型だと思った」とよく言われました。親睦を深めた人に「B型でしょ?」と笑いながら言われた事も何度かありました(実際B型です)これも、『グレース』と『ワイルド』で説明がつきますね。『フェミニン』の要素もあるのではないかと思っていましたが、単に「顔タイプ診断」がフェミニンだったので、そのイメージに引きずられていただけなんですね。フェミニンの服が似合うと言われ、ママとしては相応しいファッションですし、自分でもそう思い着ていましたが、ある時ふと違和感を覚えました。ファッションサイト、「アルページュストーリー」はなぜオータムがなくサマーばかりなのかと疑問に思ってましたが、それが『フェミニン』なんですね。納得です。

 本が大好きで、架空の世界に現実逃避。好きになってしまえば一途なところもあり、『ロマンス』の要素もあるのかなと思っていました。霞を食べて生きていたい、と思っていましたが、現実は食べる事が大好き。西尾先生にお会いして、確かに私には先生のような少女性はないな、と理解しました。

 少し前に先生が書かれた「誰でも好きなものを着ればよいって思っているんです」という一文を読んだ時「私はドレスしか着たくない」と思いました。
スポーツは別に好きではないし、アクティブでもないし、アウトドアも好きではない、汗もかきたくない、本が好きなインドア派。「スポーティ」な『ミラノマダム』は思ってもなかったのですが、言われてみれば身体作りは周囲の誰よりも熱心でした。以前、主催していたブログで知り合って、リアルでも仲良くなり交流が続いた友人は6人いますが、一人以外5人がなぜか経営者でした。今、考えると、似たところがあったかもしれません。診断された今となっては、すっきりした気分です。

本来の自分になっていく事は、少しも怖くないと思えるようになった

 紆余曲折を経て優しいパートナーを得、望み通りの可愛い男の子を授かりました。今までの行いを省みると、後ろめたいほどに恵まれた生活です。そんな罪悪感から、今後は良き妻、優しい母としての役割を全うしようと思いました。それは正しい事であっても、『ワイルド』の自分には窮屈だったのかもしれません。

 社会人になって20年以上、家庭と職場、他にも常に居場所がありました。身体作りのためのヨガスタジオ、整体、補正下着ショップ、エステなど、常にどこか通う馴染みの場所がありました。今は家庭だけ。家にいるんだからと、3食映える食卓を整え、料理のレパートリーを増やしたり、レシピをパソコンで整理したり、誰からも要求されてもないのに自分の仕事を増やしています。時間的余裕はあまりないのですが、それでも楽をしているような、日々何もしていないような気がしていました。家庭内でいくら忙しくしても、居場所が一つしかないのでは、物足りないのは当たり前ですね。

 息子を見ていると、昔の私を思い出します。穏やかな夫に似てくれればよかったのに、しょっちゅう怒っていて天の邪鬼。自分のこだわりが強く、人の言うなりになる事を嫌います。親からすれば、とても扱いづらい子であるのは確かです。子を持って初めて、想像が及ばない育児の苦労を理解できました。また、反対に、なぜ母は三人兄弟の中で、私だけにあんなに厳しかったのだろうとも思います。

 昔、複数子どもがいる知人何人かに「何番目の子が一番好き?」とリサーチした事があります。皆、サクッと即答したのが印象的でした。複数人いれば、序列がつくのは自然の道理なんですね。私は、感情を表に出さないので「クール」だとよく言われます。でも、本来私は息子と同じ、気性の激しい子でした。『ワイルド』の自分を開放する事は、母の影響からの脱却に繋がるような気がします。

『ワイルド』は生まれ持ったもので、環境的要素が『グレース』なのだとしたら、私はもっと伸びやかに闊達に振る舞っていい___。そう思うと、とても明るい嬉しい気持ちになります。
 以前、先生も書かれていましたが、人間は年齢を重ねるに従い、本来の自分になっていくもの。これを知った時「生まれた時から反抗期」と言われ続けていた私は、どんな嫌な老婆になるんだろう、と暗い気持ちになりました。
ミラノマダムはとても好きなイメージです。本来の自分になっていく事は、少しも怖くないと思えるようになりました。

ご主人との馴れ初めについてもお話下さいました!

何度身を引こうとしても、夫の気持ちはまったく変わりませんでした

 エントランスに一歩踏み入れると、一瞬、足が止まる高級感のあるカフェでしたが、24歳になったばかりの社会人一年生の夫は、ニコニコと現れました。そこから、ペニンシュラの最上階のレストランへ移動しディナーです。顔がすぐ真っ赤になる私と違って、夫はアルコールに強いので、シャンパンもワインも楽しんでおりました。緊張した様子もなく、虚勢を張る事もなく、ごく自然な堂々とした態度は見事でした。経験を積んだ年上の女として、一目置かせてやろうという目論見でしたが、完敗です。

 ちなみに、私は過去に色々混み合った事情がありますが、付き合う前、夫が23歳の時にすべて告白済みです。その時もそれからも、夫の態度はまったく変わりません。私は夫よりも、夫のお母さんの方が年齢が近いです。
夫は人前で私と手を繋ぐのは嫌なのでは?
自分の友人に私を会わせたくないのでは?
年齢で自分を卑下する習慣はありませんが、さすがに時々、そう勘繰ってしまいます。そんな不安を口にすると、夫は「なんで?」と、あっさり笑顔で一蹴しました。

 結婚を決めるまでに、何度か別れ話をした事があります。すべて私からです。夫が16歳年下という事を知ると、私側の友人知人家族はほぼ全員が「別れてあげるべきだ」と言いました。でも、私が何度身を引こうとしても、夫の気持ちはまったく変わりませんでした。

 出逢った日からまもなく10年になりますが、夫が私を年齢いじりした事は一度もありません。それに、私の前で私以外の女性を褒めた事もありません。タレントを含めても、女性の事は一言も褒めた事がないのです。おかげで、私は年齢で引け目を感じる事なく、浮気の心配をする事もなく、心穏やかに日々過ごせています。夫の器の大きさにはいつも感服します。初めて得られた、心から安心できる家族です。前述したように、夫との結婚を決意した事で長らえた命です。夫と子を第一に考えつつ、自分らしく生きていこうと思います。

女性としての人生の終着点『センシュアル』タイプについて

 Y様の素晴らしいご感想をご紹介させていただきました!こんなに素晴らしいご感想をお送りいただきまして本当に感謝しております。ご主人との馴れ初めについては、多くの女性たちにとって羨望に値するものではないでしょうか。

 Y 様の個性の中には「パーソナルアクション」に加えた『センシュアル』というタイプが存在します。このタイプは、女性としての酸いも甘いも嚙分けた後に持ちえる個性です。「女性らしさ」、「自立した厳しい環境」、「母性」、「包容力」、「官能性」___経済的、精神的にも自立した女性で、尚かつ男性を捉えて離さない官能性と魅力を兼ね備えた大人の女性タイプです。

 女性には様々な魅力のタイプがありますが、少女性の強い魅力や、自然体の魅力とはまた違う個性なのです。特に、成熟性を特徴とする、『ワイルド』タイプにとっては目指すべき女性の最終ゴールと言えるかもしれません。

 

最後に、Y様のご感想の続きをご紹介してこの記事を終えたいと思います。Y様、そしてご主人との出会いに心より感謝申し上げます。

 

私は今の私に満足しています。昨日食べたのがパスタでなくパンだったとしても、今の私ではないと思うので、今までのどんなささやかな選択にも満足しています。

「生まれ変わったら…」という質問がありましたが、他の誰かに生まれ変わりたいと思った事はありません(そこまで思い入れるほど憧れた人がいないせいもあるかもしれませんが)__それなのに、なぜ自分の選択に迷いがあったのか?吹っ切れた気分です。

先生とお話しした事で、色々な気付きを得られました。
この変化はまだ続くような気がします。
この先、先生にお知らせしたくなるような、大きな変化が起こりそうな気もします。自分でもとても楽しみで、ワクワクします。

これからも、ブログを楽しみにしています。
どうぞご自愛ください。この度は本当にありがとうございました。