カウンセラーという仕事に興味のある方は、人生経験を積むことが大事です
将来カウンセラーとして仕事をしてみたい・・・と思うあなたへ伝えたいこと

パーソナルデザインを診断ではなくカウンセリングとした理由

イメージコンサルタントとして活動を始めて10年になります。

「パーソナルデザイン」に特化したセッションを開講しよう、と決めたのは2017年の頃でした。

その前年、HPを新しく創り直し、ぽつりぽつりと投稿を始めていましたが、

数多いるイメージコンサルタント(東京だけでも相当数いると予想されます)との差別化をどうするのか

これが最大のポイントになりました。つまりブランディングです。

 

イメージコンサルタントとして活動を始めた10年前、私は某・大手化粧品企業内の小さな事業部で、CSRプロジェクトを運営しており、

企業内カウンセラーとして、日々忙しく、充実した毎日を送っておりました。

カウンセラーとしての職歴の方が長い私にとっては、セッションをカウンセリング形式にすることは理にかなっていたのです。

 

そして、このスキルと経験こそが私自身の売りであるという確信がありました。

カウンセラーという仕事に興味があるあなたへお伝えしたいこと

サンプル

あなたは「誰」を対象にしたいのか、それが非常に重要です

 このブログを書こうと思ったのは、私のお客様からのご質問がきっかけです。「パーソナルデザイン・カウンセリング」+「パーソナルアクション」のセッションを受講された方が、カウンセラーというお仕事に興味を持ち始めました。世の中には数多くのコース、養成学校があり、最初の第一歩をどうしたらよいのか、確かに迷いますね。お客様から「先生が実際にどのようにこの仕事をするようになったのか教えてほしい」というご質問を頂き、そういえばそういう方はこれからもますます増えるのではないか・・・と思ったので、一度、自身を振り返りつつ、しっかりと書いてみたいと思いました。

 私自身のプロフィールをご紹介していくだけでは退屈でしょうから、読んで下さった方が、何らかのメリットを得られるような情報も入れて書いていこうと思います。

【誰を対象にするのか】___まず、ここが一番重要なポイントです。最初にカウンセラーという仕事にご興味を持つ多くの方々は、身近に悩んでいる人がいる、自身もカウンセリングを受けているうちに興味を持つようになった、虐待されている子供のニュースを目にする度に、その親の心の闇に関心を抱くようになった・・・など、何らかの動機があるかと思います。

 現代では「悩んでいる人たち全般」を対象に、と考えてもそれは仕事にはならない、ということを最初に理解して頂くことが重要です。多くの人を導く立場、ということであるならば、教師、牧師、僧侶、などの職業がありますが「カウンセラーになりたい」と思う方々はおそらくそうした職業に就くことは想定外だと思われます。

最初の一歩は企業内でカウンセラーとしての地位を確立しました

カウンセラー

アカデミックな裏付けはあった方が有利

 最初の第一歩は誰にでもあります。私の第一歩は、フリーライター時代に心理学や哲学の本を読みあさっていた途上で、これからの人生は「モノじゃなくて人のこころを扱う仕事に就こう!」と決めたところからです。当時は「カウンセラー」という言葉はあまり一般的ではなく「カウンセリング 東京」などと検索すると、都内で学べる学校は1つか2つしかありませんでした。

 当時、最大手だった「日本カウンセラー学院」に入学し1年間学びました。これは今思えば遠回りの選択でした。その後、社会人大学に編入学し心理学を修め「人間学士」を取得しましたが、さっさとこの選択をしていれば、そのまま大学院へ進み、臨床心理士を取得する道へ進んでいたことでしょう。

 まだ20代の方でしたら、王道としては、大学院修士~臨床心理士取得、あるいは公認心理士取得という道をおすすめします。アカデミックな裏付けがないと、その後企業や公的機関で仕事をするという選択肢は大変厳しくなるからです。

 何はともあれ、私の場合は最終的には独立することを考えていましたが、学院卒業後フリーランスになっても仕事にならないことは分かっていましたので、何とかカウンセリングの経験を積む方法を考えました。以前勤務していた化粧品企業のHPを時々チェックしていたのですが、タイムリーなことに、新事業部として人材育成を始めることを知りました。その後は即・行動!代表取締役の会長宛、直々にコンタクトを取り、新事業部に入社させてもらうことに成功したのです。ここが私の人生を大きく変える一歩であったことは間違いありません。

フリーになってから一番重要だったのは「ブランディング」!

 上記に少し画像をご紹介させていただきましたが、企業内でプロジェクトを運営し、カウンセリングを積み重ねた6年間に、多くの取材を受ける立場になりました。この経験は宝物と言っても過言ではありません。この経験がなければ、その後フリーランスになっても自身の売りを作りにくかったことは間違いありません。

 2010年に企業を退職しました。ちょうど時代は空前の【婚活】ブームで、それまではひっそりと活動していた結婚相談所が俄然勢いを増していました。私は、得意の「アルゼンチンタンゴ」を生かして【パートナーシップ】と【アルゼンチンタンゴ】を結び付け「出会いを引き寄せる」セミナー企画を、大手結婚相談所の一社に売り込みました。ここでもラッキーと言えますが、話を聞いて下さった方がこの企画を面白い、と思って下さりデモンストレーションをする機会を与えられたのです。

 「出会いを引き寄せるアルゼンチンタンゴ」と題するこのセミナーは大ヒット!となり4年間ほど続けさせて頂きました。2014年には、梅宮アンナさんがパーソナリティを務める「Girls Happy Style」という番組に、TV出演もさせて頂いています。その後も個人的に時々「タンゴセラピー」と称するワークショップを開講しながら、結婚相談所で相談に乗っていた多くの会員様や、その周辺の方々を対象に、毎月『Love・サイコロジーカフェ』と称した心理学と恋愛学をドッキングさせたセミナーを開くようになりました。当時、毎月のように参加して下さっていたお客様は、今では皆さん幸せな結婚をされています。

 他にも、心理学専門学校で、「美容」と「心理」を融合させた「美容心理セラピー」と称するセミナー講師や、通信講座のテキスト執筆など、精力的に活動を続けていました。

フリーで活動するならば自身のブランドイメージを打ち出すことです

自分自身のことよくわかっていますか?まずはそこからです

 2010年以降、フリーランスと申し上げましたが、実はその間の3年間ほど、学卒ジョブサポーターとして、大学周りをしながら、留学生のための就職支援ガイダンス、キャリアカウンセラーとして勤めていたことがあります。とても面白い仕事だったのですが、今後その仕事に戻ることはないと思っています。

 私自身の人生におけるテーマが「就職支援」には向かないのです。私自身は『個』を重視するタイプで、企業向きではありません。昨年、新たなブラッシュアップとして「産業カウンセラー」の資格を取得しましたが、それは外部サポーターという位置づけで、企業へ出向きカウンセリングを実施する可能性を考えたからでした。

 2017年の春、「お客様は誰」なのかについて、起業コンサルタントに相談しながら非常に長い時間かけてコンセプトを練りました。当時、私の方向性として「美容と心理」、「恋愛(パートナーシップ)と心理」、「ファッションと心理」、という3つの軸があり、どれに絞るのかを考え続けました。3つとも興味があり、それらは密接に結びついているテーマだったので絞ることが難しかったのです。

 最終的に『個』を確立する、マイスタイルを創るための第一歩としてファッションを入り口にしよう、と決めました。ファッションを入り口にすることにより、お客様の層はある程度絞られます。「パーソナルデザイン」を知ることで「自身を知る➡スタイルを創れるようになる➡ベストな相手に出会いやすくなる」という流れができます。その過程で、カウンセリングが必要になるお客様がいらっしゃることを想定し「こころのフィロソフィー®」サロンを並行して開設することにしたのです。

「こころもエステが必要」というコンセプトのもとに

 今では大変著名になってしまい、会うこともなかなか叶いませんが、植木理恵さんとは10年以上前に、仕事を通じお会いして以来の「こころの友」です。当時、臨床心理士になることを勧めて下さったのも植木さんでした。「顔やカラダはメンテナンスのためにエステに通うのが普通なのに、なぜこころは放ったらかしなんだろう」常々そのように思っていた私は、数年前に「こころのエステ」というサロンをオープンさせました。「こころのフィロソフィー®」サロンの前身です。画像はその時に植木さんからいただいた推薦文です。

 「こころのエステ」のネーミングはすでに使われていたため、「こころのフィロソフィー」で商標登録®を取得しました。「パーソナルデザイン」を知り、似合うファッションが分ったとしてもそこで魅力を表現できるかどうかは疑問です。

 「パーソナルデザイン」、あるいは「パーソナルスタイリング」を入り口として、さらに「魅せ方を表現する」ために「パーソナルアクション」のセッションを開設しました。最近ではセット受講の方が増えているので喜ばしい限りです。

 エステを受けるのは「美しくなるため」ですね。当サロンのカウンセリングのコンセプトは 魅力的な内面を創る「こころのフィロソフィー®」サロン としました。パーソナルデザインやパーソナルアクションで「魅せ方」を知った後に、さらにヒューマンスキルを上げて魅力的な人に相応しい「心の持ち方・思考パターン」を知ることで魅力は完成します。貴重な時間を多く費やさなくてもよいように、基本的に1回で効果を出すことをモットーにしています。

Welcome to 魅力的な内面を創る「こころのフィロソフィー®」サロン

「悩まない」こと・1回で効果を出すことがカウンセリングの基本

 話は飛びますが、生まれつき日本人は欧米人に比べると悩みやすい体質だと言われています。幸せホルモンの代表、セロトニンの分泌に関連する機能が低く「世界一不安になりやすい国民性」だそうです。ご存じでしたか?ちなみに、一番不安に強いのは南アフリカの人々だそうです。

 でも、そう言われてみれば腑に落ちるところがありますよね。私たち日本人は世界中、どの国よりもやはり安全な国に住んでいますし、周囲を海に囲まれた小さな島国で、単一言語だけで事足りるコミュニケーションの中で、非常に過保護な環境にいるわけですから。

 私自身は、特に楽観的な性格ではないんです。どちらかと言えば騒ぐのも宴会的な場も苦手です。「喜怒哀楽」の感情の中で、最も惹かれるのが「」の感情なので、カウンセラーという仕事が向いているんですね。毎日が楽しくてバラ色の人にとって、カウンセリングは必要ないですからね(笑)。

 私のことを少し知っているお客様は、これまで書いてきた私の行動を見て、少し驚かれたのではないでしょうか。見かけによらずといいますか、思ったことは躊躇せず臆せず、即行動!というところは予想外に思えたかもしれません。多くの日本人と同様に、心配性で不安になりやすいタイプだと思いますが、子供の頃から不思議なことに悩むということがありませんでした。悩むくらいなら、行動するんです。しかし、時に行動できないほど打ちひしがれてしまうことが人生にはあります。大事な人を亡くした時、死別の哀しみ___というものは時が癒してくれるのを待つしかありません。そういう時には行動しなくてよいのです。いつかは抜け出せる時がきます。それまではどっぷりと哀しみに浸っていればよいのです。

 そして、行動できるようになったら最短距離で幸せを感じられるような行動を起こすのです。どうやら、私はこうしたことを幼少の頃から自然にしていたようです。誰に教えられたわけでもないのですが、考えてみるとずっとそうでした。カウンセリングでは、そうした教科書には載っていないことをスキルとして、言葉にしてお伝えするようにしています。

在りたい私__「Be(存在)」から常にスタートする

 何を目指すにせよ、スタートは「在る(Be)」存在なんです。これはカウンセリングの根底はもちろん、あらゆるセッションに通じており、人生全体から見ても同じことが言えます。「パーソナルデザイン・カウンセリング」を受けられた方ならお分かりだと思いますが、「成りたい私像」について色々な方向から質問されたことを覚えておられるでしょう。

 世界的に見れば「和」「協調性」を重んじる日本ですが、周囲の人たちと同じように振る舞っていれば大丈夫、という時代はとっくに終わっています。情報過多、どんな価値観もあり、しかしロールモデルはないこの時代に、「自分らしさ」を見出すのは簡単なことではありません。答えは外側にはないんです。自分自身を見つめなおさなければなりません。「パーソナルデザイン」のタイプは指標の一つにはなりますが、そのタイプの持つ個性はあくまでも一般的なものなので、やはり一人一人持ち味というのは全員が違うのです。自分らしさがしっかりとつかめれば、おのずと道は開かれていきます。

 カウンセラーを目指すといっても、私と同じタイプの方は一人としていないはずです。企業向きなのか、独立型なのか、大人を対象にするのか、子供なのか、キャリアサポートを視野に入れるのか、メンタルダウンの支援なのか___こういったことも、自分自身のことをしっかりわかっていなければ、決められないはずです。

 「Be(存在)」をしっかりと把握し、表現(Do)できれば、欲しい結果はついてきます。まさに、マイスタイルの確立は成功への道しるべと言えるでしょう。

ACCESS

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東京でパーソナルデザインを手掛けるマチュアリズムは、お客様からのご相談をお伺いし、一人ひとりに最適なサポートを行っていますので、お困りの事がございましたら、お気軽にご相談ください。 東京でパーソナルデザインを行う当サロンは、JR品川駅より、徒歩8分でお越しいただける立地にあります。
マチュアリズム写真
店舗名 マチュアリズム
住所 東京都港区港南2-12-28
電話番号 080-3466-5325
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定休日 不定休
最寄駅 品川駅
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