「自分探しよ、さようなら」＿＿持って生まれた女性らしさを生かし金銭的にも自立しよう | 大人気！パーソナルデザインカウンセリング

　朝、起きた時から夜眠るまでの間、私たちは平均すると５～6万回ほどの思考をしていると言われています。

　その内、80％はネガティブな思考であるという結果が出ています。日本人は欧米人に比べてセロトニン分泌量が少ないため、そもそも不安感が強いという民族性を持っています。日本人は、遺伝的に楽観的にものごとを考えることが苦手な民族と言えます。

　こうした前提があることを知っておくと、役に立ちますね。私も生来が不安症で悲観的な性質ですから、日本人としての遺伝子をそのまま持っているのだろうな、と思っています。

　ところで、だからと言って人生をあきらめる必要はありませんよね。私は不安症で悲観的なタイプの人がマイナス思考であるとは思っていません。現に、私は悲観的であっても決してマイナス思考ではないからです。人生もすでに後半戦に入っていますが、これまでに自分が欲しかったものは全部手に入れてきましたし、つらい人生だったとは思っていません。

　ですが、おそらく大半の日本人にとって「ポジティブシンキング」や「引き寄せの法則」、「ツイてる・アファメーション」などは効果がないものであり、それで成功したと感じている人はほとんど存在していない、と思っています。

　私も大人になってから自分に興味のある様々な学びを取り入れてきましたが、苦しみながら学んだことは一度もなく、常に興味のあることを学んでいたので、楽しかった思い出しかありません。「学びたい」という純粋な思いだけで取り組めば、期待を裏切られることはほとんどありません。私が興味のないことは「集客術」や「起業塾」といった内容の学びです。なぜならば、「成果を出すこと＝稼ぐこと」ですから、それは苦しい・・・という思いをすることはわかっているからです。

　そうしたところで学ぶ人たちはとても努力家で真面目だと思います。良くなるために努力しているのだから当然成果は出るはずだ、と思ってさらに頑張るわけです。

　そしてどうなるかと言えば、多くの場合思った通りの結果は出ない、ということになるでしょう。なぜ努力しても叶わないのか＿＿＿私なりに一つの答えを出すことに成功しました。

ないものにフォーカスしないこと

　「起業塾」で一生懸命、集客やブランディングを学ぶことが悪いわけではありません。知らないことを知るため、というシンプルな意図を叶えるために学ぶことはむしろよいことです。しかし、それでどうなったのか？と考えてみて下さい。投資した分のリターンを得ていますか？

　稼げない　選ばれない　という思い込みが、日々強化されていくだけではないでしょうか。そして、もっともっともっと＿＿＿努力が足りないのだ、という思いがさらに強化されてゆきます。