『フェミニン』タイプの闇と「月の欠損」
「パーソナルデザイン」の影と「月星座」Series-2-

『フェミニン』タイプの闇と「月の欠損」

当サロン、HPの中で最もアクセス数の多い記事は下記のものになります。

 

「パーソナルデザイン」の影と月星座___「月の欠損を理解する」

 

「月の欠損」について、多くの方々が関心を寄せておられます。

そこで、「パーソナルデザイン」の光と影を絡めて、

「パーソナルデザイン」の影と「月星座」シリーズの連載を始めたいと思ったわけです。

 

第2回目は『フェミニン』タイプを取り上げて語りたいと思います。

 

日本人女性の集合的無意識として共有しているタイプです。誰もが根底にはこのタイプのエッセンスを持っています。

日本人女性の共有意識『フェミニン』タイプのシャドゥとは

サンプル

『フェミニン』タイプを否定したい気持ち

 日本という国からいったん外に出て俯瞰的に見た時、この国に住む女性が共有している意識___雰囲気の正体を理解しました。それが『フェミニン』タイプです。当サロンでは、『フェミニン』タイプは日本人女性のルーツであり、誰の意識にもある持ち味として診断に臨んでいます。

 ところで、『フェミニン』タイプとは大和撫子、女性らしい、母性的、優しい、気遣い、上品な___といったステレオタイプの要素のみで捉えていると、一定数の女性たちはそれを否定しようという情動に駆られるようです。

 長い間続いた、男尊女卑的、家父長的な風習が表面上は消えつつありますが、こうした制度は表には見えにくい形で面々と続いています。それを無意識に感じているからこそ、抵抗しようという気持ちが働きます。

 人は、コンプレックスに触れられるとそのことに対して抵抗を覚えます。見ない振りをしたり怒りを覚えたりすることもあります。『フェミニン』タイプについて「男性に媚びているようでイヤ」と捉える場合も同様で、ジェンダーに関するテーマを抱えている人にとって、『フェミニン』タイプは標的になりやすいとも言えます。

『フェミニン』タイプは、美・調和・平和のヴィーナス

 『フェミニン』タイプが生き生きと楽しく暮らせる環境は、「美」と「調和」と「平和」に囲まれた現実世界です。常に、自分自身は美しくありたい、皆から嫌われず仲良くしたい、いざこざや争いのない現実世界で楽しく暮らしていたい___基本的な願いはこうしたものになります。

 日本は戦後、75年余りの間、表向きは平和な時代が続いていました。21世紀になってからは明らかに国際的競争力は低下し続けているものの、それでも穏やかな時代が続いていたと言えます。争いごとのない時代に『フェミニン』タイプは自分らしく生きることができます。

 『フェミニン』タイプの考察には、「金星」という惑星を例に出すと理解しやすいです。「金星」の年齢域は18~25歳くらい。この時期、女性の外見的な美しさの輝きを楽しみ、恋を楽しみ、人生を謳歌した『フェミニン』は、その後、愛と調和の中で、穏やかな成熟期を迎えていきます。この時期に、恋の楽しみを中心に人生を謳歌できなかった場合、『フェミニン』タイプのシャドゥが、いずれ顔を出すことになります。

 外見的な美しさ、恋愛の楽しみ、友人たちとの華やかな時間・・・「旬」の時代が過ぎた後に、これまで得ていた喜びを次のステップに変えていくために必要なもの___それは総合的な「知」の力であり、お金を出しても手に入れられないものになります。

「月星座」が「風(知)」のエレメンツであるコンプレックス

「情報」「思考」「コミュニケーション」__知性の力

 多くの『フェミニン』タイプにとって、一番美しく輝いていたと感じられる時期は「金星」の年齢域で、これがいわゆる「旬」の時期と重なります。加齢との向き合い方はそれぞれですが、『フェミニン』タイプにとって30代以降の生き方は深刻です。私たち日本人は根底のところに『フェミニン』タイプを共有していますから、多かれ少なかれ若さを失うことに関しては敏感に反応します。

 さて、その後どのように考えるのかという問題ですが、一つの考察として「月星座」が「風」のエレメンツにある場合(双子座、天秤座、水瓶座)、その能力が欠損となりますので『フェミニン』タイプにとって、シャドゥが現れやすい状況となり得ます。

 魅力を若さに頼ってしまうと、30代以降はどうしても苦しいことになります。その後の人生をどのように捉えるのか、それを真剣に考え、行動に移す能力が必要です。「思考能力」、「言語能力」、「人生の目的意識」、「情報の取捨選択」、「審美眼」、「コミュニケーション能力」___「風」のエレメントは知性を司る星座です。人と繋がるコミュニケーション能力や、言葉で表現する能力といったものは、「ポータブル・スキル(持ち運べる能力)」と言われるもので、お金を積んでも購入できません。「知」の能力を自由に変換し、使えるタイプの人ほど、若さが失われたその先の人生を設計しやすくなるでしょう。

 この能力が欠損だと認められない時に、強いコンプレックスとなり、知らず知らずのうちに偽りの自分を見せるようになります。結果として、かつて持っていた女性らしさ、共感性、優しさといった魅力に影が差すようになります。

情緒的な『フェミニン』タイプを生かす道を生きる

子供の頃にこんな遊びをした覚えはありませんか?

「一番欲しい能力はどれ?1.美貌 2.知性 3.お金」

 セッションでお客様にお伺いしますと、多くの女性たちは「美貌」だったとお答えになります。実際に思い返してみても、多くの女子たちは「美貌」と答えていました。(私もそうでした!)「可愛い、きれい」という価値は非常に大きいものだったわけです。2番目の「知性」は当時では「頭の良い」といった意味合いですが、勉強大好き!といったごく少数の女子以外、あまりピンとこない価値でした。時代はずいぶん変わったものだと思います。

 こうした背景こそが、私たち日本人女性のルーツが『フェミニン』タイプにある、という所以でもあります。

 『フェミニン』タイプの方のすべてが「月星座」が「風」のエレメンツというわけではもちろんありません。ですが、情緒的で共感能力の高い『フェミニン』タイプはその持ち味から見れば、「月星座」が「風」か「火」である確率は高いと言えます。『フェミニン』タイプの方にとっては「気持ちの交流」はことのほか重要で、「好き、嫌い」といった感情をないがしろにされるシーンではうまく生きることができません。思いやり、情緒的な愛情に対してわかりやすいフィードバックを返してくれる対人関係の中で生きる道を探していくことが美しく居続けられる秘訣であるということを意識していきましょう。

「月」にとらわれず、本来の「使命」に挑戦する人生へ・・・

居心地のよさが「月」、困難を克服・挑戦する生き方が「使命」

 人は何のために生まれてくるのでしょうか___その前提として誰もが「課題」を持って生まれてくる、ということを知らねばなりません。「本来のあなたで生きればよい」という耳障りのよい言葉はネット上はもちろん、現実的にもそこら中に溢れています。本来のあなた・・・と言うのがいわゆる「月星座」のあなたであり、努力せずに獲得した性質です。厄介なことに、その性質が本来の私だと人は思い込むため、その思いは成長するに従って強化されます。それがいつしか信念となり、容易には崩せない自己イメージになっていきます。

 「月にとらわれると狂気に陥る」___ルナティックという言葉の本当の意味はそういうことだったのです。月の幻影に魅せられると道を踏み外し、本来生まれてきた「使命」にたどり着けないまま、輪廻を繰り返すことになりかねません。

 心理学でも同じような考え方は多々ありますが、この「月の欠損」は非常にわかりやすく、しかも誰にでも必ず当てはまる理論になります。人は生まれた時、必ず持ちえない才能を持って生まれてきます。それが欲しくてたまらない、と本人は思いつめるのですが、努力しても決して手に入らない才能になります。それをしっかり理解することで、人生の「使命」に向かいやすくなるのです。

 この理論は、リピーター様向けのセッションである、人生の使命にアプローチ「占星術」×「パーソナルアクション®」で取り入れながら、「使命」について考察していきます。

当サロンのセッションはすべてカウンセリングによる「パーソナルデザイン」を重視しています。

最初にお申込になる際に、迷うことがあるかもしれません。そういった時に簡単な基準を下記に示しておきます。

 

パーソナルスタイリング

◆「パーソナルカラー」を知りたい、ベスト色を知りたい、と思われたらこちらのコースがおすすめです。「パーソナルカラー」診断の入っているトータルな入門コースが「パーソナルスタイリング」です。

「顔相」から見たメイクポイント、メイクアドバイス、似合うアイシャドウやチーク、リップのお色のアドバイスなども含みます。似合うファッションの形、柄など、具体的なアドバイスが欲しいという方にもお勧めのコースです。

 

◆アラフォー世代以降のマチュアな女性におすすめのコースが、「アラフォー世代からのパーソナルスタイリング・魅力フルコース」です。パーソナリティ診断からお似合いの香りアドバイス、嬉しいヘアフレグランススプレー付き!

 

「パーソナルデザイン+パーソナルアクション®」コンサルティング

「パーソナルデザイン+パーソナルアクション®」コンサルティング は、当サロンのオリジナルであり、他所で受けることのできない特別なセッションです。

パーソナルデザインとは・・・個人の持ち味、個性、魅力について、その人の外見印象、背景印象から診断していくものになります。結果として似合うファッションを知ることができますが、「顔タイプ」診断、「骨格診断」のように、似合うファッションを知ることがゴールではありません。

他者から客観的にどう見えるのかを知り、自身の持ち味を生かしたい、最も魅力的に見える個性を生かした装いを知りたい、という方に大変喜ばれています。

このコースは「パーソナルデザイン」に特化したセッションのため、「襟の形や特定の柄が似合うかを知りたい」など、具体的なアイテムを知りたいという方にはあまり向いていません。

カウンセリング形式のセッションとなっており、自己開示をされる方ほど深いセッションになります。つまり、より多くの情報を得ることができるということです。

パーソナルアクション®とは・・・当サロンでは、「パーソナルアクション®」とセットで「パーソナルデザイン」を見ていきます。多くの人たちが自身の個性を把握しておらず、「売り」がどこにあるのかを知らないでいます。「パーソナルアクション®」とは、その「売り」を見つけていくセッションだと言えます。

その人の置かれている環境、志向性、内面にある思いなどを深く探っていくと、大事にしている価値観というものが浮かんできます。そこの部分こそ「その人らしさ」、「個性」となるものです。そこを知らなければ、表現することすらできません。

「パーソナルデザイン」で外側に現れている部分は本で言えば「表紙」であり、その「表紙」で本当によいのか、ベストな自身を表現しているのか、他者からの印象などをより深く知ることが「パーソナルアクション®」であると言えます。

 

※さらに深く学びたい方におすすめのコースは「パーソナルデザイン・コンシェルジュ養成講座」です。2日間でコンパクトに学べるおすすめコース!修了書を発行します。

ACCESS

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東京でパーソナルデザインを手掛けるマチュアリズムは、お客様からのご相談をお伺いし、一人ひとりに最適なサポートを行っていますので、お困りの事がございましたら、お気軽にご相談ください。 東京でパーソナルデザインを行う当サロンは、JR品川駅より、徒歩8分でお越しいただける立地にあります。
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店舗名 マチュアリズム
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電話番号 080-3466-5325
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