ジェンダーレスで自由な現代女性
自分のスタイルを決める時には「空気を読まない」方がいい
40代に入ったばかりのH様は、153~4cmと小柄ですが骨格ストレートタイプの例にもれず、もう少し身長は高く見えました。「顔タイプ」はエレガントということで、当日のファッションはそちらに合わせたのかもしれません。印象よりもコンサバなスタイルでした。
H様のように1つのタイプが際立っているのではなく、いくつかのタイプがMixされている方の場合、「骨格」と「顔タイプ」を中心にご自身の装いを決めると、何となくしっくりこない、本当にこれでよいの・・・?といった疑問が湧くことが多いです。
しっくりこないと感じるのは、パーソナリティが反映されていないという理由もあるでしょう。外側の形だけで装いを決めていくと、そのうち本当はどんなスタイルが好きだったのかがよくわからなくなってきます。40代に入ると周囲からの目も気になるようになってくることが多いです。若作りと思われるのじゃないか、無理してるように見えるのではないか・・・そんな不安が湧いてきます。日本には「空気を読め」的な文化背景があり、互いにけん制しあっているような不自由な空気感があります。
H様は第一印象よりもはるかに自由な雰囲気がありました。会話の中には、「変わりたい」「定住したくない」「二拠点生活がいい」「着心地の良さを重視したい」といった言葉が出ていました。『ナチュラル』タイプをベースに、ONには海外女性の大胆さ『ワイルド・ミラノマダム』を、OFFでは小粋でキッチュな『ボーイッシュ』タイプのエッセンスをプラスすることをお勧めさせていただきました。
現代的なキーワードがMixされているタイプ
ファッションに関しては「好きなものを着る」、「心地よさを追求する」という考えもありますし、決してトレンドを追うことが大事なわけではありません。ただし、時代における「パーソナル・トレンド」というものは存在しています。
2020年代__「風の時代」の「パーソナル・トレンド」は、タイプで言うと『ナチュラル』、『ボーイッシュ』、『クール』、『ワイルド・ミラノマダム』タイプです。特徴としては、ジェンダーレス、軽さ、執着しない、自由、友好的、居心地のよさ、スニーカーが似合う、心地よさ、ライフスタイル重視___そんな雰囲気を持っていることです。
『ワイルド』タイプは、「パーソナルアクション®」の方面から見れば、目的重視、ステイタス志向の方が多いですが、「パーソナルデザイン」で『ワイルド・ミラノマダム』がMixされる持ち味としては、アネゴ肌的な持ち味でハンサムウーマンで抜け感のある大人ナチュラルスタイルが似合う方が多いのです。
別の言い方をすれば、消費社会はすでに終わりを告げていて、物欲を満たすためのライフスタイルに多くの若者は魅力を感じなくなっているということです。「食」と「住」という基本的な欲求が満たされれば、それ以上の年収は必ずしも幸福感とは関連性がない、ということがわかっています。ファッション以上に、ライフスタイルに生き方が反映される時代なのです。
H様からご丁寧な感想が届きました!
先日は資料をお送り頂きありがとうございました。
楽しみにしておりましたので、ワクワクと、しかしおっしゃって頂いたように、リラックスした環境で拝見致しました。
お礼のご連絡が遅くなり申し訳ありません。
なかなか自分の中に落とし込むことが難しく、感想がまとまらなかった為、時間がかかってしまいました。
まだ自分の中で消化出来ていない部分も多いのですが、取り急ぎお礼のご連絡をさせて頂きます。
実際にお話しているような文章と、途中に差し込まれるイメージ画像で、とても丁寧かつイメージの湧く解説を本当にありがとうございました。
おそらく私は、自分への固定観念が強い為、なかなか消化がうまく出来ず、まだまだ自分の中に落とし込めていない部分もありますが、まずは心機一転、髪型を変えました!
これがまた思いのほか周りに好評で、夫も今まで1番良いかも?と言ってくれています。
思えば、、新しい美容院、美容師さんを選んだのですが、その選び方、またその美容師さんへの希望のスタイルの伝え方など、、今までと比べてより明確に、自分の要望を伝えられた気がします。
西尾さんとのセッションで、自分自身の本当に思っていることや目指している姿、好みなど、、話しながら意識が言語化されていくイメージでしょうか。そのような中で既に少しずつ変化が始まっていたような気がしています。
髪型を変える以外にも、デザイン面でも機能面でも自分の好みに合う洋服を見つけることが出来ました。
今までデザインが気に入っていても機能面が伴っていないと使わなくなる、という傾向があったのですが、自分には、機能面を重視している〝ナチュラルタイプ”が入っていることにも改めて納得しました。
実感出来ている部分はまだまださわりな気がしていて、今後ゆっくりと消化していく中で、またいろいろな変化を感じていく予感がしています。
西尾さんのセッションはやはり、一般的なパーソナルデザイン診断とは違うアプローチ、着地点なのでしょうね。
(※一般的なパーソナルデザインをまだ受けたことがないので、比較の為にも一度受けてみたいとは考えています)
改めて今の私には必要なセッションだったと実感しており、巡り合えたのだな、と思っています。
当日は充実した時間を本当にありがとうございました。
政治や企業についてなど、興味深い話もたくさん聞くことが出来、勉強になりました。
ブログで最近拝見した、イメージの波動や未来の映像が見える、というお話も大変興味深いです。
「パーソナルデザイン」と「パーソナルアクション®」の違いが特に自分の中で消化出来ずにいることもあり、11月に開催される「パーソナルデザイン・コンシェルジュ養成講座」を受講したいと考えています。
パリにいらっしゃるとのこと、お忙しいとは思いますが、また帰国後でもかまいませんのでご連絡頂けますと幸いです。
パリは行ってみたい場所のひとつでした。暮らすような旅のお話、また聞かせて頂ける機会を楽しみにしております。
素敵な日々をお過ごし下さい。 (H・40代・会社員)
H様、ご感想をありがとうございます!
資料に関しても喜んで頂けて、大変光栄です。H様は、2023年7~8月のパリ滞在中にメッセージを頂戴しまして、「パーソナルデザイン・コンシェルジュ養成講座」11月開講・第8期生を受講されることになりました。こちらに関しても、大変嬉しく思います。より深く「パーソナルデザイン」を学んでいただき、来年にはぜひ「パーソナルアクション®」受講にお進みいただくことで、さらにご自身の魅力開花に役立つ事と思います。
私事ですが、偵察・出張を兼ねてパリにひと月ほど滞在した時に感じたことを述べさせていただきます。あちらにいる間に日本の文化背景との違いを痛感しました。パリの人々は、男性も女性も、暮らすことを楽しんでいました。一番重要なことは「暮らしそのもの」であり、魅力とはファッションではなくライフスタイルで表現することで醸し出されるものでした。
日本はまだ、「お金が幸福感を左右する」という価値観に縛られているように思います。日々の時間の大半は仕事に費やされ、仕事が幸不幸を分ける重要な指針となっています。「幸福とは日常にある」ことを忘れてしまっているように感じます。それは非常に残念なことだと思います。
私が常に「パーソナルアクション®」とセットで「パーソナルデザイン」を考えているのは、ファッションはすでに一般人にとってそれほど重要なものではなくなっている、という時代の流れを見ていたからでもあります。
ファッションの最先端であるパリに暮らす一般の女性たちは、カジュアルな装いにスニーカーで街を颯爽と歩き、美しい公園でゆったりとした時間を楽しんでいました。
ファッションで魅力を表現する時代は終わったのだ、と感じます。「風の時代」とは、生き方そのもので魅力を表現する時代であり、ライフスタイルを売る時代なのです。
東京でパーソナルデザインをお考えなら当サロンをお試しください
店舗名 | マチュアリズム |
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