「月の欠損」で苦しんでいたコンプレックスが本質を知ることで光が差した!

「月の欠損」と『フェミニン』タイプのシャドゥ

以前から「パーソナルデザイン」には興味があったものの、仕事が多忙でなかなかお申込みの機会がなく、

このたびようやくご縁ができてお会いすることとなりました。

「月の欠損」から当サロンを知り、この理論に衝撃を受けたと共に、深いショックと絶望感に囚われてしまったと言います。

お申込みの時に、「他人から見られている自分、というのがおそらく私が思っているのと全然違う」こと、
「そのために相手が幻滅する、というパターンが割と多いため見た目だけではわからない、自分自身をトータルにきちんと知りたい」

ということが書かれていました。

フェミニン

『フェミニン』タイプがのびのびと生きにくい現代社会

 今日、ご紹介するお客様(M様)は40代後半の方です。この年代の女性ですと昭和時代の「女性が専業主婦が当たり前」だった価値観を共有しており、実際にもそうした生き方を選ぶ女性が、まだ周囲に多かった世代です。

 家庭に入りたくない、男性と同じように仕事で活躍したい、と思う女性にとっては、むしろ世間は冷たい・・・そんな時代だったのです。インターネットがないわけですから、仕事と言えば会社に入る他に選択肢がなく、能力を生かせる企業に出会うことが重要でもありました。

 日本はこの20数年ですっかり様変わりしました。現代、首都圏に近い都会のライフスタイルとしては、夫婦2人が働かないと生活が成り立ちません。『フェミニン』タイプの女性は競争社会で勝ち抜いてゆくタイプではありません。強みは他にあるのです。とはいうものの、仕事が人生の重要なテーマであるというのもまた事実であり、現代に生きる女性にとってもそれは強迫観念のようについて回ります。

 M様も、仕事に関するスキルやコミュニケーションに関して、おそらく他者から見れば十分だと思われるのですが、人一番悩まれていたのです。

M様から届きましたご感想です!

本日は長時間にわたるセッションありがとうございました。自分だけの武器が欲しい__それがセッション受講の大きな理由でした。

顔とか雰囲気なんて年月とともにいつか変わる。だからこその自分だけの持ち味、そして自分にしかできないことが欲しいとずっと思っていました。

 

【セッションの結果】

「自分だけの武器が欲しいと思って散々探し回っていたけれど、自分がずっと手に取らなかっただけで、実はすぐ傍にあった」と気付きました。今、過去自分が好きだったもの、あるいは好きだったはずだけどあえて離れたものを改めて思い出しはじめています。

 

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私は女性らしいと言われることが多く、しかもどちらかというと弱く見られがちなイメージだったのだと思います。

(たとえば何も言わなくても荷物を持ってもらえるとか、疲れたときとかは席を譲ってもらえるとか)

勿論ありがたいですし、その気持ち自体は嬉しいのですが、「こういうことを他人にさせている自分って人としてどうなんだろう」とずっと思っていました。

まして28~29歳頃に「病気」になったあとはますますその傾向が強くなりました。

――もう二度とこんな病気になるな。これ以上他人様に迷惑かけるんじゃない。

――そもそも(女性らしさという)時間が経つほど目減りするものに頼るな。

――そんな(病気になる)暇があったら、そうならないようにもっと自身を鍛えろ。

――服装はともかく、精神的に女性らしくしたり、頼ったり、まして他人様の好意に甘えるなど許さない。

 

そしてその後、筋トレを復活し、仕事に復帰し、学校に通って勉強しました。

私はとにかく強くなりたかった。自分の意思で自由に生きられる力が欲しかった。それに力がないと大切な人も物も何一つ守れない。とりわけ、頭が良くなりたかった。自分の一番の弱みはコミュニケーション能力の弱さだと思っていましたし、逆にその弱さを凌駕するぐらい、特別な技能が欲しかった。

__しかし、紆余曲折あって現在の会社に入った後の、現在までの日々はセッションでお話した通りです。

 

仕事は確かに楽しい、作業自体は何時間やっても苦にならない。なのに超優秀な同僚の存在が、まるで越えられない壁のように感じる。毎日勉強しても追い付かず、頭に入れようとしてもすり抜けていく。

本来は優秀な人がいて、助けてもらえる(←その人は優秀さを決して鼻にかけず、ピンチのときはむしろ助けてくれる、人としても素晴らしい方です)のは有難いはずなのに、どこかその人に対する謎の嫉妬心を感じる。そしてその嫉妬心を起こす自分にも自己嫌悪。

セッションを受けたのはそんな日々に行き詰まりを感じていたことも大いにありました。

 

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今回のセッションで改めていろいろなことに気づかされました。

 

【パーソナルデザインと月の欠損】

「月の欠損」なんてもう自分に当てはまりすぎて泣きたいくらいです。

さんざん同僚とのことで知的コンプレックス抱えまくってるのに、さらにそこで止めを与えなくてもいいじゃない!!という___とにかく今は「双子座」の月の欠損でさらに太陽「乙女座」までいろいろとおかしくなっていた状態でした。

ただ、「乙女座」の裏の星座・・・「魚座」が私の人生のヒントになるというのがすごく目から鱗でした。

私が気にしていた弱点でしかないと思っていた要素

女性らしい、弱く見える、ふわふわしている、これがむしろ強みに変えられるというのが非常に救いになりました。

あと、パーソナルデザインの【フェミニン】に加えて「パーソナルアクション®」、『fragile』の項目

前述したように、自分は強くならなくてはいけないとずっと思っていたので「HSP」、「エンパス」という言葉自体は知っていましたが自分には絶対に当てはまらない、むしろ自分ごときに当てはまってはいけないと思い、あえてずっと見ないようにしていました。

しかし、今回のセッションでのお話を受け、意を決して診断ページを読みました。恐ろしいことに(特に「HSP」の項目で)すべて当てはまっており、しかもそのために精神的にかなり危ない(放置すると病気)状態でした・・・

結果論にはなってしまいますが、そういう意味でも今回の受講はまさにベストタイミングだったのでした。

 

私は自分だけの武器、気分だけの強みをずっと探していました。でも、自分が一番目にしたくないと思っていたものが、自分だけの武器でした。

それに、今回のセッションで改めて人のありがたさ、天の配剤ってあるのだなと思いました。世の中って非常に上手くできていて、私の弁が立たないかわりに優秀な同僚が支えてくれていて、私がふわふわしている代わりに、意思のしっかりした人たちが周りにいる。

「なんで頼ってくれないんだ」__周りの人たちのこの言葉が今やっと本当の意味でわかりました。これからは、人に頼れるところは頼りつつ自分のできることで人を助けたいと思います。

それに、本当は無理に強くならなくても自分は大丈夫だと思える気持ち、それがある意味一番強いのかもしれません。

今回のセッションは気づきの山でした。

西尾先生、このような機会を与えていただきありがとうございます。

自分は話すのが上手くないから話が続くか不安に思っていたのですが、不思議と話しにくいはずの内容まで話せてしまったのは西尾先生のすごさだと思います。

そして、眼力もすごいです。

「不思議ちゃん」というワードは開始1時間以内に出ていたと思います。あの言葉で自分は内心焦っていたのでした・・・(今思えば不思議ちゃんという言い方は直接されたことはたしかにないですが、ふわふわしているとか現実感がないとかとはよく言われます)

今日のメルマガにもあった【世界線】のお話、私もその一歩を踏み出せたかなと思っています。

 

【最後に・・・】

皆様書かれておりますが、西尾先生は占い師のような独特な雰囲気と、山口小夜子さんのようなジャパンビューティーな要素をもちつつも、実際にお会いしたら可愛らしい雰囲気で話しやすくて、本当に4時間があっと言う間でした。

改めて今回のこのような気づきの機会をいただき、御礼申し上げます。 (M・40代・会社員)

自分以外の何者かを目指すところから苦しみは生まれます

 M様からのご感想を何度も読みました。そのうちに目頭が熱くなるような思い、あぁこの仕事をしていてよかった・・・という感慨があふれてきました。

 ご自身の生まれ持った持ち味、特質、個性、魅力といったものを忌み嫌うように見てみないフリをし、違うものを求め続ける人生___M様のように苦しんでいる方は世の中にどれほどいることでしょうか。そうした生き方こそ「月」に囚われたまま閉じ込められている人生、と言えるのです。

 4時間というごく限られた時間の中で、通常の人間関係では何年経っても得られないほどの深い感情や意識を共有し合える___この宝物のような経験を積み重ねることそのものが、仕事となっていることに誇りを持っています。

 全ての物、現象、記憶すらいつかは風化し忘れ去られていきます。しかし、誰の人生にも「あの日」、「あの時」、「あの出会い」がなかったら___というような大事な点というものがあります。それは多くの場合、人の出会いによってもたらされます。人の持つ波動、エネルギーというものは相手に影響を与え、人生そのものに変化を促す力があるのです。

 私自身は、いつもそのことを念頭におきながら一期一会のお客様との出会いに臨んでおります。だからこそ、こうしたご感想をいただけると大変幸福を感じるのです。

 こちらこそ、感謝申し上げます。M様、ありがとうございました。

「パーソナルアクション®」、『Fragile』タイプについて

『Fragile』タイプとは___

 必ずしも「HSP」気質の方、というわけではなく、また、「HSP」気質の方のすべてが『Fragile』タイプというわけではありません。

 『Fragile』タイプは、非常に感受性が豊かで「too sensitibe」という言い方が当てはまるほどに人の感情に敏感です。総じて共感力が高すぎる「エンパス」気質ということになります。この敏感気質ゆえに、実社会では生きにくいのですが、その気質自体がその人の根幹にあり魅力となっている・・・そういう行動特性、雰囲気を持っている人を『Fragile』タイプの位置づけとしています。

 

 「その気質自体が根幹にあり、魅力となっている」というところが重要になります。例えば、自分らしさを表現できない時、落ち込んで絶望している時には、「パーソナルアクション®」のシャドゥを生きてしまうのですが、そうした時期が長くなると、人は次第に自身の感情を閉じ込めるようになり表現することが億劫になってきます。その結果、自分は傷つきやすく社会に適応できない人間なんだ・・・と思い込むことで自身を納得させようとする___

こうした場合、おそらくどこからも救済主は現れません。それはその人自身が越えなければならない「課題」であり「成長」へ促されるステップなのです。

 『Fragile』タイプはその人の特質であり個性ですから、「HSP」気質と同様にそれは変えられない部分なのです。現代社会は「陰的な思考」や雰囲気は「重い」ということで忌み嫌われるため、短所のようにとらえられがちですが、これはシャドゥではありません。「陰」であっても「個性」であり「魅力」となります。

『フェミニン』タイプが、ジェンダーレスを推奨されている現代社会で輝くために___

 

 日本人のルーツ、集合的無意識に共有しているのが『フェミニン』タイプです。女性らしく過ごすことが奨励されていた時代、平和で豊かで人々の争いがない時代、美しいものに囲まれて生きることが最大限許される環境・・・そんな楽園はこの地球にはないのかもしれませんが、日本人女性の多くはそうした願いを持っている国民性であると思います。

 現代でも「なでしこジャパン」という名称があるように、日本人女性の中には男性を支えることの美徳をこころの奥に持っているように思います。ただ、それが発揮する機会を失われているのが現代という時代であり、それが『フェミニン』タイプの生き方をむずかしくしているのです。社会の風潮やトレンドに流されることなく、自身の輝ける場所、安心して生きることのできる居場所を見つけて欲しいと切に願います。

 

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M様が「まるで自分のために書かれたような記事!」と絶賛された記事は、以下になります。

再度、いただきましたご感想も重ねてご紹介させていただきます。

 

「パーソナルデザイン」の影と「月星座」__『フェミニン』タイプの闇と「月の欠損」

こちらも改めてじっくりと読みなおしました。もう本当に私のためにあるような記事だと思いました。そして、改めてこのまま月の欠損にはまったままだったら、本当に心身ともにボロボロだったなと思います。(というかこのパターンあやうく3回目でした。1回目はWワークで身体を壊し1週間病欠、そして2回目はお話した例の謎の病気で長期休養を余儀なくされたのでした)

 

今、これから仕事が最も佳境に向かうところだったので本当にこのタイミングで西尾先生に出会えて良かったと思っています。

写真もありがとうございます!

もう背景が本当に女性らしくて可愛いです。あの背景にあるものは子供時代に私が好きだった世界そのものです。ただこうしてみると、背景と私と意外と違和感ないなと思いました。客観的に自分を見つめるって本当に大事ですね。

 

何より、本来写真が超苦手なはずの私が笑顔になっている!本当に私のそのままを引き出していただいてありがとうございます。ここまで笑えたのはきっとリラックスできていたからだと思います。

最後に、西尾先生こそお身体に気を付けて頑張ってくださいね。今回のセッション、そしてこのメールのやりとりを通しての温かな心遣い、とても嬉しかったです。

改めて、ありがとうございました♡ Mより