『フェミニン』上品なレディ+『ガーリッシュ』ピュアな少女気質
福岡からお越し下さった、まだ20歳という若さのお客様です!
大学では児童文学を学んでいるというMさんは、148cm と小柄でまさに文学少女のような雰囲気。
ピンク色のフレアスカートがよくお似合いで、童話の世界から飛び出してきたような存在感の方でした。
20歳という若さとは思えないほど、静かな口調でご自身のことを的確な言葉でお話して下さいました。
非常に素晴らしいご感想を、一字一句そのままご紹介しております。最後までじっくりとお読みくださいませ。
『フェミニン』と『ガーリッシュ』の「甘さ」、その持ち味の違い
小柄な方の多くは『キュート』タイプと言われることが確かに多いのですが、Mさんの印象は上品なレディそのもので『フェミニン』タイプがメインだと感じさせました。ご本人も決してアクティブではないと、深く納得されていました。
『フェミニン』と『キュート・ガーリッシュ』は、双方ともに非常に甘さのあるタイプです。ファッションはとろみのあるブラウス、花柄のワンピース、フレアスカートなど女性らしいアイテムがお似合いです。当日のMさんの装いは白のブラウスにピンクのロングフレアスカート、足元はバレエシューズ。『フェミニン』タイプの王道とも言えるスタイルで、とてもよくお似合いでした。
『キュート・ガーリッシュ』は、いわゆる「ぶりっ子」の仕草もその人がすると似合ってしまう、というタイプで、小悪魔のように人を振り回すアクションが似合うタイプです。しっとりと上品な『フェミニン』には見られないアクションであり、『キュート』タイプの魅力とはアクティブさ、動きの中でより発揮されます。
今回Mさんは「魅せ方の法則*パーソナルアクション」と同時受講だったため、この「アクション」に当たる部分に深く切り込んだ質問をたくさんさせて頂きました。マインドの部分、そして表現される「パーソナルアクション」には違うタイプの持ち味が見えてきました。外見の甘さに加え、非常に大人びたしっかりした印象は、やはりパーソナリティによるものでした。
翌日、M様から素晴らしいご感想が届きました!
昨日はありがとうございました!4時間はあっという間で外見だけでなく自分の内面を見つめ直すいい機会になりました。メインが『フェミニン』、サブが『ガーリッシュ』というのは予想通りでしたが、マインドに『グレース』、PAに『ナチュラル』と『ガーリッシュ』が半々、PDに『フェミニン』との総合的な分析は他サロンではきっと分析出来なかったであろう私の持ち味であり、大変感服いたしました。それに、パーソナルデザインとパーソナルアクションは改めてセットでうけることで最大効果が発揮されると実感しました。
昨年の冬頃にパーソナルカラーに加えパーソナルデザインとは違ったファッション診断を受け、その後PDの存在を知ってからはひたすら情報を集めていたわけですが、今はPDの典型的特徴や服装等に囚われず、自分のもつ要素のどこが合致したからこの結果であると思考し理解し応用していくことがやはり大事だと思います。特にサブである『ガーリッシュ』は取り扱い注意だなと感じています。キュートタイプは「活発さ」「ユニークさ」が軸といってもいい中、私には当てはまりません。
海外の女の子のようなPOPさや角野栄子さんのユニークな服装は好みではありますが、私が着るとよくないギャップを生んでしまうだろうなぁと説明をうける中で理解できました。話してみたら思ったよりこの人おもしろくないぞ??って思われてしまいます……。
今回お気に入りではあるもののどう思われるのかなと気になり着けていったアクセサリーは面白みのあるデザインでガーリッシュ的だそうで、アクセサリーで人匙好みを加えていくこのスタイルはベストではないけれど自分のご機嫌とりとしては案外有りだな〜と思ったのでしばらくこのスタイルは続けていきたいです。またPD『フェミニン』や『フェミニン』ファッションを着る人に多い、外見と品のないアクションの不一致については前々から感じていたことでした。
PDを知る以前、『フェミニン』ファッションとは量産型・打算的・無個性・女子アナが目標・男狙いな人の着る服だと変なフィルター(書き出すととんでもない偏見で自分に引いています……笑)をかけて見てしまっていて着ることに抵抗があったのもそのせいです。『フェミニン』はお嬢様育ちのような雰囲気を醸し出す訳ですが、本当のお嬢様は邪険さを見せたりマウンティング行為やガサツな振る舞いはしないだろう、との解説には大変納得しました。
この人に対してはこういう付き合い、話し方をしよう等考えて接することに対して、パーソナルスペースがある・人との距離感をとれるというのは人との関わり方が洗練されているおり『グレース』的とのことで、これは目から鱗が落ちる思いです。「最初壁があり話しかけにくい」と言われてしまうことに対しては『グレース』代表といえる皇室の方々を例にフォローしていただき、皇室の方々は温かみある優しい人たちとは分かるけど上流階級故のクラス感とかから話しかけにくいよね!私もそれと同じ!と思うことでなんだか吹っ切れました。
「行きたいならブラジルでもどこでも行ってこい!」と言われるし、受けたい教育を受けさせてもらえ、本があり、母は豪胆な性格の割に器用なので料理もお菓子作りも上手、手作りのレッスンバッグやアクセサリーも当たり前、こう挙げて見ると一般家庭ながらも家庭環境は恵まれているほうでこれも『フェミニン・グレース』味に繋がったのかしらとぼんやり考えているところです。また、そうした先天的・環境的『グレース』要素はあれど気質的に『ナチュラル』要素もあるので、かっちりとしたグレースファッションはそんなに取り入れなくてもいいだろう等と複合的に判断してもらえてよかったです!
最初は大人そうだとかお嬢様っぽいと言ってもらえても、素を知られる・仲良くなるにつれて以前のようなナチュラルな服(andPremiumに載ってそうで宮崎あおいさんが着てそうな服)が似合うと言われてしまうのが謎だと思っていたので原因もわかって少しスッキリしました。
アイテムが必ずしもドンピシャ1つのPDとは言えず幅があり、着る人と着こなし次第で変わるとのお話には、本来のオシャレの楽しさを忘れてしまっていたなと少し反省です。PDを知るとついつい「このアイテムは……」とどうにか1つのPDに当てはめようとしがちなので。
本当に教師は向いているのか自問自答しつつ大学に通っているのでアドバイスはとても有難かったです。それに30歳頃、より感覚重視型になっていたらナチュラル要素も取り入れたフェミニンスタイルも似合うようになるかもしれないとのことで、近い将来もより先の将来も楽しみです。美味しいものを食べる、趣味に勤しむ、家族や友人との時間を過ごす、花を飾ったり美しいものを愛でるといった余裕が私にとって大事なのはきっと変わらないのでしょうが、もし自由よりフェミニンらしく愛に生きることになってもおもしろいなとも思います(笑)。
診断中『フェミニン』は男性に守られるばかりの存在でなんなら飾り物のように表現されることが多く、その点が癪であると言った覚えがあります。女性的である以上、対になる男性の影がついてまわることはしょうがないのかもしれません。しかし、結局私にとって理想的フェミニンな女性とはなんだろうと考えると『上品で柔らかでしなやかでそれでいて確固たる強い意志を感じることが出来る芯のある女性』ではないかと思いました。
なんだか大層な目標になってしまいますが、そんな女性になれたら素敵です!今まで通りのんびりとマイペースに、プラス上品に微笑みを携えて楽しく生きていきたいです。また、時間がオーバーしてしまったにも関わらずおすすめのブランドやコートなどをお聞きしてもにこやかに答えてくださってありがとうございました。「snidel」や「Mila owen」、「LilyBrown」は気になっていたので早速見に行ってみます!チビでも着れる丈のワンピースも探したいし、パーマもほぼとれちゃったからかけ直さなくてはとしばらく忙しくなりそうです(笑)!
診断結果を噛み締めつつどう活かしていこうかと自分の中での整理も兼ねて書いていたら長くなりすぎました。資料、楽しみにしてます〜!ありがとうございました♡ (20歳・大学生・女性)
M様から頂戴しました長文のご感想を拝読し、正直びっくりしたと同時に感動いたしました。ネット社会の弊害とも言えますが、スマホを打つのは早くてもパソコンを使えない若者が増えていると言われる現代において、こんなに的確にご自身のことを理解し、言葉にできるのは素晴らしい!また、初めて出会ったであろう概念にも関わらず、M様は、Mind/PA/PDという立方体に組み立てられたご自身の個性をしっかりと受け止められていました。
外見印象が『フェミニン』タイプの若い女性たちはこの日本においてメイン・ストリームとも言えます。非常に人口も多いですし、華やかで男性から支持されるNo.1 のタイプとも言えます。Mさんはそうしたファッションが似合う外見を武器に、自身の内面の持ち味のギャップをも、今後の将来に生かそうという準備がすでに整っています。
将来が実に楽しみです。10年後にはまた違うMさんらしさを表現しているような気がしています。この度は、福岡という遠方から当サロンを訪れて下さって、本当にありがとうございました。またいつかお会いできることを楽しみにしております。