『キュート・ガーリッシュ』の外見+育ちの良さ『グレース』Mix の魅力を徹底解説します!

今日は『キュート・ガーリッシュ』+『グレース』タイプの20代女性のご紹介です。

『キュート』と『グレース』___正反対ともいえる個性ですが、意外とこのMix パターンは日本人女性に少なくありません。

 

小柄ではつらつとしたチャーミングな個性。

女子力の高そうな愛らしい外見で、華やかな印象です。

話してみると、自分の意見がしっかりあって考えをきちんと話す能力の高い女性でもあります。

今日はこのタイプの個性について、じっくりと解説していきます。

育ちの良さ、マナー美人、クラシカルなイメージが魅力

 外見はどうあれ、持ち味に『グレース』タイプがMix されている人の共通点があります。それは「育ちの良さを感じさせる」、「マナー美人」であることです。

 優等生的な振る舞いは環境的な影響にも関係があります。このタイプの女性は、クラシカルな雰囲気が魅力です。あまり奇抜な服装や最新流行のデザインなどは似合いません。もともと、好みではないということが多いでしょう。

 しかし、『キュート・ガーリッシュ』タイプはむしろ少々個性的なデザインが似合うタイプなのです。愛らしくチャーミングですが、小柄なボディということもありシンプルなデザインだと地味になりがちです。少し盛るくらいの装いがおすすめです。好き嫌いをはっきり表現する「パーソナルアクション」がお似合いのタイプでもあります。

 『グレース』タイプがMix される方は、上質なテイストを保ちつつ、ご自身のマインドに合わせて「どれくらい盛る」かを決めていくセンスが求められます。今日、ご紹介する20代のM様は、「ON」と「OFF」で違うファッションテイストを楽しみたい、とおっしゃっていました。とてもファッションに関して前向きで、生き生きとした方であり、しかも地頭が良いので、話をしていても大変楽しい時間になりました。

翌日、M様からご感想を頂きました!

 「PD+PA」ともにこれからの人生に役立つ知識を授けてくださり、ありがとうございました。とても充実した時間でした。素敵なお写真もありがとうございます!良い部分を抽出しようとして撮っていただくお写真は、素敵度が増しますね!

 私が今回、PDと同時にPAのセッションを同時に受講しようと思ったきっかけは、いつも心にあった小さな疑問です。「ガーリッシュやフェミニンな服が好きなのに、周りからは愛くるしいや放っておけないというよりは、良くも悪くも自信があるように、独り立ちして見られているような……?」

 さらに一人の時間を好み、あまり群れたがらない性格が全身から表れ出ているのか、集団に馴染まないで、異物のようになってしまうこともあります。凛としていると言われれば嬉しいし、一人の時間が好きなので問題はないですが、大好きなかわいい服が実は似合っていないのではないか?という不安がありました。

 受講直前は別の懸念も生じてきました。私はシーズンごとにいろんな洋服と出会い、着ることが好きなのに、タイプを定められてしまったら、型通りの服しか着られなくなってしまうのではないか?という危惧です。しかしそのようなネガティブな気持ちはすぐに解消しました。

 西尾先生のPAのセッションは今の私自身や好みを否定したり限定したりするものではなく、私の持っている「好き」の気持ちを肯定し、新たな一面を発見するものだったからです。PAのセッションを受講し、長所と短所は表裏一体であることをより一層意識するようになりました。

 『キュート(ガーリッシュ+アバンギャルド)』と『グレース』の持ち味は両立できること、自分がふたつの要素をシーンによって使い分けていることがわかったのは大きな収穫でした。感じが良くて甘えることもできる『キュート』の長所はとっつきにくい『グレース』の短所を、気品があり孤高でも許される雰囲気を醸し出す『グレース』の長所は、時として不躾な扱いを受けて舐められやすい『キュート』の短所を、二つの要素がそれぞれの場面でうまく短所をカバーしあっているように思えて、自分に愛着が持てました。
 これまでは全く違いすぎる二つの要素が一緒になることはあるのだろうか?と疑問に思っていました。相反するものが同居しても良い、それが私の個性なのだと肯定されたことにより、自信を持った私でいて良いんだ!とさらに強くなれたように思います。

 また両極端な二つの要素が共存していることにより、服選びの選択の幅が広がったのは嬉しい結果でした。今まではあまり意識してこなかった『グレース』の良さを詳しく教えていただけたのがとても良かったです。いままで感じていた『グレース』へのイメージ(スーツやまとめ髪が似合う、都会的な雰囲気、シンプル)だけでなく、クラシカル、古風で上品な装いも『グレース』のカバーする範囲だと教えていただきました。

 思えば幼いころから物語、歴史、美術、古めかしくて珍しいものが好きでした。大正ロマンや昭和レトロを感じさせるオシャレな着物、上品でレトロガーリーなワンピース、ブランドが消えてしまい古着屋さんでしか見ない「GUNNE SAX」のドーリーな古着、80年代のファンシーグッズ、中原淳一さん、高橋真琴さん、内藤ルネさんのイラスト……などなど上げればきりがありません。

 PDに加えてPAのセッションも同時に受講したからこそ、内面をさらに深く知ることができたのだと思います。なぜ『キュート』な服が好きなのか?なぜ『グレース』的な所作をしているのか?西尾先生がHPなどで繰り返しおっしゃられていたように、私の「好き」には意味がありました。カウンセリングを通じ、その答えを導き出してくださったことに深く感謝いたしております。
 私にとっては静かに集中して知識を蓄え、技能を磨く一人の時間も、私のことを好きだと言って愛情を注いでくださる方々と一緒に過ごし、努力の成果を披露する時間も、どちらも切り捨てられない大事なものです。そのような私の内面を汲み取り、どちらも生かす手段を教えていただき、本当にありがとうございました。

 余談ですが、メルマガに登録いたしました!(インスタもアカウントを作ったらこっそりフォローいたします^^)。文章を読むのが好きで、既にブログを拝読しておりますが、メルマガのほうも配信が楽しみです。ご紹介いただいている養成講座を筆頭に、お買い物同行などその他のメニューもとても気になります……!長くなってしまいましたが、このたびはありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。(会社員・M・20代)

そして、2ヶ月半後・・・資料ご送付後の感想も頂きました!

 このたびは、私から読み取れる情報を整理、統合していただき、ありがとうございました。コロナ禍による自粛の期間はまだ続いておりますが、そこに至る前に、自分自身について考え直すヒントをいただいたことで、この間にたくさんの気づきを得られました。(自粛を前向きに捉えるというと不謹慎と言われてしまうかもしれませんが、もともとインドア派かつ他者とは距離を置いたお付き合いがしたい、誰にも干渉されたくないと考えているので、良いのか悪いのか自粛が得意な人間だったようです……。)

文章もお写真もたっぷりの読み応えのある資料!

とても楽しく拝読いたしました。「全体のトーンを大人の女性をイメージし、トラッド寄りに」、少し未来の私に向けて選んでくださったお洋服は今の私が選ぶテイストよりぐっと大人びていて、挑戦してみたい!と思うものばかりでした。

すべて素敵でしたが、特に「CELFORD」のトレンチコート、「MURUA」のチョーカーニットがいずれ着てみたいな~とわくわくしました(^^)/

 私は西尾先生のパーソナルデザイン診断を受ける以前に、パーソナルカラーと骨格診断を受けたことがあり、結果はイエローベースのスプリング、ウェーブタイプです。快活な色味、甘めなテイストが似合うタイプだったので、女の子らしいものが好きな自分の好みとも合致しており、不満はありませんでした。ただ、自分のカラーや骨格にぴったりというわけではないお洋服(落ち着いた色合いやクラシックな雰囲気のロングワンピース、幾何学模様エスニック柄のミニスカート)でも、大人っぽい、変わった柄だけど似合っている、と褒められることがあり、何故なのか知りたいと思っていました。

 今回のカウンセリングで『キュート・ガーリッシュ』+『グレース』MIXタイプだったことがわかり、謎が解けてすっきりしました。【マチュアリズム】さんでPD+PAのカウンセリングしていただいて、よかったと思っております。他所で受けていたらまた違った解釈になっていたかもしれません。『キュート・ガーリッシュ』(女の子らしさ)と『グレース』(きちんと感)を足したらフェミニンになるか?というと恐らくそうはならなくて、持ち味のそれぞれが独立しているなと思います。

 外見も内面も『キュート・ガーリッシュ』単体ほど屈託のない感じではなく、『グレース』単体ほどクールではない、MIXは納得の結果で、とても気に入りました。二つの持ち味は真逆なのかもしれませんが、似ているところもあるなと思っています。

 どちらも環境という要因が大きいこと。恵まれた環境で大事にされてきた自覚があります。周囲から尊重されてきた自分を、自分でないがしろにすることはできません。時に自信過剰すぎると他者に指摘されることがあります。今回、堂々としていて大丈夫と言っていただけて、やっぱりそのままでいいのだな!と安心いたしました。

 加えて、『キュート・ガーリッシュ』も『グレース』も作り物というか、メルヘンで人工的な感じがするところが気に入っています。

 なぜなら、私は自身のことを自分が形作る作品のように捉えています。他者の前に出す作品ならより良いものを作りこみたい、心身ともに高め、前進していくため、何かできることを見つけたい、夢中になれる目標が見つけられたら、とても幸せだと感じます。人為や造作を重視する価値観が自然に(!)外見にも表れていたのかもしれません。

 今回、知りえたことを生かしてさらに磨いていきたいと思います。重ね重ね、ありがとうございました。  (会社員・M・20代)

自然体の魅力、戦略的にクリエイトする魅力

 M様からの素晴らしいご感想を頂戴し、大変幸福感を感じております。本当に、当サロンのお客様は活字を読むことが好きな方が多いこともあり、素晴らしいご感想をお寄せ下さる方が多く、大変光栄に存じます。

 今回、ご紹介させていただきましたM様からのご感想で、実に感心してしまったところがあります。それはM様が「『キュート・ガーリッシュ』タイプ、『グレース』タイプ、2つの異なる要素ですが、両方に共通する部分は人工的であるところで、そこが気に入っています」と、書かれていたことです。

 確かに「パーソナルアクション®」の観点から見た時に、「自然体の魅力」と「戦略的な魅力」というものがあります。「人工的な・・・」という表現は、「自身をクリエイトして戦略的に魅せる」という意味なのです。『キュート』の中でも、特に『ガーリッシュ』にそうした要素が強く、人工的、つまり演出している感が強い、ということです。もともと、「可愛い」と言われて育ってきたタイプであるが故に、根本的な自信が備わっており、対人関係に有利な人がほとんどです。人によって対応を器用に変えることができることは最大の長所でしょう。

 『グレース』タイプは、他者に見られる印象を常に意識しているところがあり、自然体でリラックスしている姿は公に見せません。それは無理をしてそうしているわけではなく、公(=ON)が自身の勝負ステージなのです。そうしたMixタイプであることを、M様なりにきちんと把握されているのです。今後の人生に大きくプラスになることは間違いありません。M様の将来が大変楽しみです!